■2024.2.26(月)本校体育館及び校内 1学年キャップハンディ体験 ~体験を通して普段の暮らしの幸せを知る~

 昨年度に引き続き、1学年では一関市社会福祉協議会から4名の講師に迎え、「キャップハンディ体験」を行いました。

 “福祉”についての講話をいただいた後、各クラスに分かれて車椅子体験と高齢者疑似体験に取り組みました。車椅子は、乗って操作したり、障害物のマットを乗り越えたり、スロープを降りる介助をしたりしました。

 はじめて触れる車椅子や高齢者疑似体験用のサポーターを興味深く眺めていた1年生でしたが、見るのとやるのは大違いでした。

 車椅子はちょっとした段差が怖く、校舎から体育館に行く渡り廊下の段差はスロープを取り付けてもらっても介助が必要です。介助する側も人が乗っている車椅子は重く、ミスは絶対に許されません。白内障や視野狭窄を体感できる器具や関節を曲げにくくするサポーターをつけた歩行体験は、制約が多く階段を上がるのも降りるのも介助がないと恐怖を感じる程です。私たちが当たり前と考えている普段の暮らしもお年寄りや障害のある人たちには手を差し伸べて欲しいところばかりであることがわかります。

体験を通して、藤沢中学校のバリアフリーの課題について気が付いた生徒も多かったかもしれません。

 様々な立場の人の身になって考える大切さや、相手を思いやる声かけなどが日常には溢れていることや、福祉についてたくさんのことを学ぶことができました。とても、貴重な時間になりました。

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