学校ブログ

 

 

 

 

10月1日(水)、1年生が被災地学習で気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館、県立野外活動センターを訪問しました。大震災遺構・伝承館では語り部の方の案内のもと、東日本大震災津波の被害を受けた校舎を見学、改めて津波の威力に驚き、当日の出来事、避難で大切なこと等、真剣に話を聞いていました。野外活動センターでは、避難所設営体験を行い、段ボールベッド作成や避難バックの確認等を行いました。また、指導員の方の説明の中に、藤沢中学校周辺や黄海地区のハザードマップの確認がありました。災害が起きた場合どのように行動すべきか等自分事として考えることができました。

10月8日(水)に生徒会役員選挙が行われます。それに向けて先週の26日(金)より、朝の時間に立候補者が各教室を巡る、選挙活動が開始されました。各学級の選挙管理委員の司会進行のもと、立候補者はよりよい藤沢中学校にするためにどうするかを演説し、これを真剣に聞く皆さん。それぞれが、いい緊張感をもって選挙活動に臨んでいます。

 

  

 3月10日(月)から、本校でも大船渡の山林火災で被害に見舞われたみなさんのために募金活動がスタートしました。

 この募金活動は、3年生の生徒からの提案でした。本校では、毎年1年生が、防災・震災について学ぶ機会とするために、岩手県ならば大船渡や陸前高田市の震災遺構や野外活動センター、宮城県気であれば気仙沼市の震災遺構で学習させていただいています。また、部活動の練習試合で沿岸南部の学校にお世話になることもあります。そして何よりも、校内において大船渡市や陸前高田市を故郷とする先生方にお世話になっています。

 その先生方には、火災が発生した当初から現場近辺の写真を見せてもらうこともあり、テレビで映像として目にするものよりはるかにインパクトがありました。生徒たちは、被害に遭われたみなさん、そして、お世話になった地域の皆さんに何かできることはないかと考えた上での募金活動実施のお願いとなったようです。

 ちょうど入試のタイミングと重なってしまったこともあり、今週の卒業式までの短い期間内で募金活動になります。微力ながら私たち一人ひとりの行いが誰かの心の支えとなることを願い、多く生徒たちが募金活動に協力してくれています。

大船渡募金1大船渡募金2大船渡募金3

 

 

 

 

 

大船渡募金4大船渡募金5大船渡募金6

 3月5日(水)は岩手県立高等学校入学者選抜のために給食がなくお弁当の日でした。特別支援学級の生徒の皆さんが、買い物実習・調理実習を兼ねて、この日1日限定の食堂を開店してくれました。

 食券も自分たちの手作りです。各先生方を回って食券を購入してもらい、そのお金で材料を購入し、カレーライスとパンケーキのデザートをごちそうしてくれました。先生方もこの日を楽しみしてきたので、カレーライスのボリュームに大満足!中には、パンケーキは今日の勤務の後でいただきますという先生方もいらっしゃ いました。この企画を考え、参加した生徒の皆さんの様子から、“人に喜んでもらえることは、生きる喜びにつながる”ことを感じさせられた一皿になりました。来年も期待してます!

食堂1食堂2

 3月5日(水)と6日(木)は岩手県立高等学校入学者選抜が行われました。下の写真は、前日の事前指導の様子です。校長先生のお話をひと言も漏らさないように耳を傾けるの共に、引率の先生と打ち合わせをしています。3年生生徒たちの表情は、みんな真剣そのものでした。しかし、その真剣な表情の中にも、これまでの努力を全部出し切ってこようという決意が表れているような晴れやかなものを感じさせるものがありました。

 今年の入試は、これまでの入試制度から多くの部分に変更が加えられ、人によっては2日間で実施されます。これまで以上に、高校に進学してどんなことに取り組みたいか?どんな職業を目指して学びたいか?そのために選択すべき高校はどこなのか?を自らの目と耳と足で情報を収集しながら選択することが求められるものになっています。

 3年生の皆さんは、社会にでるための最初の一歩をこの公立高校入試を通して考え、4月から踏み出すことになります。結果はどうあれ、目標のために努力を惜しまず取り組んできた足跡は、どんなときも自分の背中を押してくれる大きな力になってくれるはずです。 合格発表の日に皆さんの心に桜が咲き、春が訪れることをお祈りしています。

 また、公立入試当日は、私立高校への進学が決まっている生徒たちが、卒業式に向けての教室整備と清掃作業に一生懸命取り組んでくれました。

公立入試1公立入試2公立入試3

 

 

 

 

 

 

入試日校舎整備1

入試日校舎清掃2入試日校舎整備3 

 今年度も、1学年では一関市社会福祉協議会から3名の方を講師に迎え、「キャップハンディ体験」を行いました。

 “福祉”についての講話をいただいた後、それぞれ分かれて車椅子体験と高齢者疑似体験に取り組みました。車椅子は、乗って操作したり、障害物のマットを乗り越えたり、スロープを降りる介助をしたりしました。

 車椅子や高齢者疑似体験用のサポーターは、見るのとやるのは大違い。障がいをもつ人やお年寄りの大変さを身をもって学んだ1日でした。

 様々な立場の人の身になって考える大切さや、相手を思いやる声かけなどが日常には溢れていることや、福祉についてたくさんのことを学ぶことができました。以下に生徒の感想を紹介します。

 

・体験して分かったことは2つあります。1つ目は車いす体験をした時に少しの段差でものぼることができなくて、少しのことでも危険がいっぱいだということが分かりました。2つ目は高齢者疑似体験をしたときに、足が思うように動かなかったり、物が見えにくかったりして「障がい」がなくても元気な人達より倍ぐらい大変だということが分かりました。この体験で学んだことをいかして生活していきたいです。(女子)

 

・「ふだんの くらしの しあわせ」というように、障がいがある人や高齢者の方たちの生活は「不便」や「不自由」であっても「不幸」ではなく、それぞれの「幸せ」があるのだと社会福祉協議会の方たちの講話の中から考えることができました。身近なところで困っている人がいれば自ら進んで助けてあげたいと思いました。(男子)

 

・福祉を行っている人は「障がい」をもっている人でも暮らしやすくてみんなが「幸せな社会」をつくろうとしていると思いました。

 私もそんな社会をつくれるようにお年寄りが重い荷物を持っているときや車いすの人、目が見えない人を支えられるようなことをしたいと思いました。でも、他に人が困っている時も手伝ってあげたりして、私も福祉のことをもっといろんな人に広めて、たくさんの人に理解してもらい、幸せな社会の支えになる人になりたいです。

キャップハンディ1キャップハンディ2キャップハンディ3

 一関市教育研究所の渡邉先生をお招きして、震災の経験と防災についてお話をいただく“震災講話”を企画・実施しました。

 渡邉先生は、東日本大震災発災当時、沿岸南部にある小学校の副校長先生を務められました。

 今日は、発災直後から学校再開・復興に至る苦しい時期を過ごした体験をお話いただくと共に、いずれ発生すると予想されている南海トラフ地震や宮城県沖地震、日本海溝・千島海溝沿い巨大地震に向けた防災対策についてお話しいただきました。

 すでに、東日本大震災を体験しない生徒たちが中学生になり、防災意識の向上と震災の記憶を繋いでいくことが求められています。こうした中、当時の経験や様子を聞くことができる場面はとても貴重と言えます。

 今日のお話の中で、津波からの避難の様子や被害の様子、電気が通じるまで1か月かかったことや、当時、一関・奥州の学校からたくさんの支援やボランティア活動があったことなどを教えていただきました。

 また、防災準備品として必要なものと、それが家庭内のどこにあるか把握しているかのチェックをしてみました。短時間ながら、先生方も含めてみんなで真剣に取り組みました。

 もし、大きな地震や災害が来たら、当時の中学生や高校生がそうだったように、自分たちが家族や地域のためにできることを、自分たちで考えて行動に移すことが求められます。そのためにも自分事として防災に関わる姿勢は自分や周りの人たちの命や生活を守ることにつながります。

 講話の最後に、渡邉先生が、震災発災から今日まで大切にしていることをお話ししていただきました。それは、家を出る時に“行ってきます”と笑顔で家族に伝えることということでした。震災を経験したからこそ、皆さんに伝えたい思いなのだととても感銘を受けました。

 学校だけでなく、家庭で、地域で当時の記憶や経験を経験していない世代につなぐ、このような取り組みを今後も大切にしていきたいものです。

震災講話1震災講話2震災講話3

 

 令和7年度入学生保護者の皆様へ向けた新入生保護者説明会が行われました。珍しく雪が降りしきる中での説明会でした。

 いよいよ令和7年度のスタートに向けた動きが本格化してきます。新入生が藤沢中に新たな風を吹き込み、どう発展していくのかとても楽しみです。

令和7年度新入生保護者説明会

 藤沢地域の小・中が連携・協働して第3回の家庭学習強化週間が行われています。中学校は、2月13日(木)・14日(金)と期末テストが予定されており、これに合わせた取り組みとして実施しています。

 小中学校3校で設定した共通指標を「期間(8日間)中、学年の目標学習時間をクリアした日が6日以上だった児童生徒の割合」を小学校90%以上、中学校80%以上として取組んでいます。

 中学校の目標学習時間は、中1・中2が90分以上、3年生は120分以上としています。計画的でメリハリのある学習への取り組み習慣の必要性を実感し、継続ほしいと思います。

 近年、インターネットの整備と高速度化が大幅に改善され、大人から子どもまでスクリーンタイム(テレビを含めた情報通信機器の端末に向き合う時間)が増えていることはご存知の通りです。自分で使用時間を管理できればよいのですが、気が付けばスマホ片手に・・・・というのはよくある話。機器との付き合い方をきちんと学び、自分自身で計画的に学習に取り組む習慣を身に着けることは重要なことです。

 ご家庭の協力を得ながら期間中ノーメディア(ノーテレビ・ノーゲーム、ノーパソコン等)で学習に取り組みますが、学習委員会の生徒たちもポスターを作って呼びかけをするなど活動をしています。

 高校入試を目前に控えたこの時期、どの学年も時間と内容が両立される取り組みになるように期待したいと思います。

家庭学習強化週間1

家庭学習強化週間2

 1/27から約1週間の予定で縦割り交流清掃が行われています。清掃場所に応じて学年やクラスを超えて29のグループを組み、一週間黙働清掃に取組みます。交流清掃を通じて普段関わることのない人たちと交流をしたり、清掃を通して先輩からリーダーの指示の仕方を学んだりできる貴重な機会です。最初は緊張しますが、週の後半は一つのチームになって清掃に取り組む様子が印象的です。

 黙働清掃は、藤沢中学校の誇れる文化の一つです。清掃開始の際に打合せをしっかり行い、黙々と清掃に取りくむ文化を先輩から後輩に引き継ぐ大切な機会にもなっています。

交流清掃1交流清掃2交流清掃3

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