学校ブログ

 コロナ禍や台風等で中断していたPTA主催の環境整備作業が久々に行われました。22日(日)の文化祭に向けて、校舎の窓ふきを中心に親子で作業をしました。

 秋晴れの下、生徒たちにとっては日頃の清掃活動とちょっと勝手が違う環境の中、親子で協力しながらの作業となりました。PTA会員にとっては、久々に顔を合わせ交流できる場となりました。

 お疲れのところ休日に大切なお時間を頂いて作業に取り組んでいただくのは大変心苦しいところがあるのですが、みんなで集まって、お互いを感じながら何かに取り組むことの大切さを改めて感じました。

 保護者の皆様がテキパキと指示を出しながら親子で協力して作業していただいた結果、予想以上に順調に進み、あっという間にピカピカに磨きあげていただきました。ありがとうございました。22日には、きれいにしていただいた校舎に生徒たちの歌声が響きます。ぜひ、観覧に来ていただきたいと思います。

親子作業親子作業2親子作業3

 

 

 

 

 

親子作業4親子清掃5親子清掃6

 

 

 

 

 

親子清掃7親子清掃8親子清掃9

 例年この時期に火災を想定した訓練を行っています。今年は、一関南消防藤沢分署の署員の方にも訓練の様子を見て講評をいただきました。

 点呼を含めておよそ3分半弱で校舎からの避難が完了し、人員の確認も終えることができました。生徒たちは話をせず、先生方の指示に従って整然と避難していました。中には煙を避けることを想定して口元にハンカチを当てたり、ひじの内側で煙を防いだり、実際を想定した動きをする生徒たちも見られてよかったと思います。

 訓練を見ていただいた藤沢消防分署の方からも、おおむね良い評価をいただきました。講評の中で、火災の際に一番恐ろしいのは煙に巻かれることによる有害物質の吸引や一酸化炭素中毒、方向を失いパニックに陥ることであると教えていただきました。訓練の後、実技教室に煙を充満させていただき、その中を歩く“煙体験”を行いました。

 無害な煙なので、目や喉、呼吸に影響はないのですが、1m先も満足に見えない状況です。床面に近いところの空気を吸うようにしゃがみながら進むのは大変そうでした。これが実際だったら・・・・。恐ろしくて想像できません。

 そうならないためにも日頃から火気の扱いをしっかり行い、安全へ意識を高めていきたいと思います。

煙体験1煙体験2煙体験3

 令和5年度の生徒会役員選挙が行われました。立候補者は、前期活動の成果を受け継ぎながら、後期生徒会活動をどのように進めていくかという抱負を述べる最後の場としてステージに立ちました。

どの候補者も堂々とした態度と声で、自らの考えや当選したあと実行したことなどを公約にまとめ、発表していました。

 「思いやりにあふれた学校を作りたい」「学習の理解度の向上を目指したい」「良い声掛けができる明るい学校にしたい」等々大変すばらしかったと思います。

 現執行部も不安の中からのスタートだったとはずです。経験と失敗を重ねながら立派に責任を果たしてきました。挑戦しなければ何も得られませんし、成長もありません。 

 今回当選した新執行部・新委員長のみなさんは、全体の活動を牽引する役割も大きいですが、みんなの意見をまとめ代表する立場でもあります。独りよがりにならず仲間の考えや意見に丁寧に耳を傾けながら頑張ってほしいと思います。

立ち合い演説会1立ち合い演説会2立ち合い演説会3

 今年は、中学校総合文化祭のステージ発表に3年生が出演しました。発表曲は今年度の文化祭課題曲の「願い」と1年生時の課題曲だった「次の空へ」でした。

 この発表会に向けて合唱リーダーを中心に9月末から練習に取り組み形にしてきました。他校の素晴らしい合唱も聴くことができて大いに刺激をもらったようです。これから、文化祭の発表に向けて練習も活発になります。他校の良いところを取り入れながら、3年生は中学校生活最後の合唱の仕上げに向けてお互い高めあっていくと思います。令和5年度文化祭の合唱発表会が楽しみですね。

一関地方中文祭

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一関地方中文祭2一関地方中文祭一関地方中文祭

 

 

 

 

 

一関地方中文祭5一関地方中文祭一関地方中文祭7

 9月29日に岩手県駅伝競走大会が行われました。本校では、レースを終えると担当顧問から特設駅伝部通信“志田通信”が発行され、大会結果と講評・部員へのメッセージ等が載せられます。今年度のレースとして一区切りつく大会を終え、頑張ってきた部員へのねぎらいの言葉とともに、これまでがんばってきた3年生部員への感謝が綴られ、紹介したいと思い、ここに掲載させていただきます。

 

藤沢中特設駅男部 志田通信 より

~先輩としての姿~

★男子 33位 1:08:16

区間 1区 三浦さん 11分19秒(37位)

区間 2区 阿部さん 10分56秒(27位)

区間 3区 千葉さん 11分22秒(30位)

区間 4区 三浦さん 11分41秒(37位)

区間 5区 千葉さん 11分25秒(28位)

区間 6区 千葉さん 11分33秒(30位)

スーパーサブ 千葉(瑠)さん、佐藤さん、千葉(鳳)さん

 9月29日に岩手県駅伝競走大会が行われ、男子は33位という結果でした。8年ぶりとなる出場ということもあり、緊張した中でのレースとなりましたが、それぞれの選手が今持てる力を出し、精一杯自分のため、藤沢中学校のために走り抜いてくれました。本当に頼もしい姿でした。

 今回の大会を経て3年生が参加しての駅伝大会は終わりとなります。これまで大船渡新春4大マラソン、盛岡一周継走に出場し、経験を重ね、県大会出場を目標に活動してきました。暑い時も寒い時も必死に走り続け、このような成績を収めてくれた3年生には本当に感謝したいと思います。

 そんな3年生の姿を看て一つ私自身が教えてもらったことがあります。それは「本気の姿は、人の心を動かす。」ということです。選手一人ひとりが必死に走り続け、中には今にも倒れそうになりながらもゴール前でラストスパートをかける姿やゴールした後に倒れた姿もありました。ではなぜここまで力を振り絞れたのか。それはただ一つ。「チームのために」走り続けたからです。人は自分のためより、誰かのために取り組んだ方がより力を発揮できると思います。「本気の姿は、人の心を動かします。」それを教えてくれた3年生の姿を無駄にせず、ここからさらによりよい伝統にしていきたいと思います。本当にありがとうございました。

 特設駅伝部 新たな歴史をありがとう。

 県駅伝1県駅伝2県駅伝3

 

 

 

 

県駅伝4県駅伝5県駅伝6

 

 

 

 

 

県駅伝7

 コロナ禍で、なかなか生徒たちは参集して、夢を叶えた人や世界の第一線で活躍するような人たちからお話を聞く機会が減っていました。そこで、校長先生と本校PTAがぜひ、生徒たちが自らの生き方について考える機会にすると共に、感性の豊かさを高めていくための場を作りたいとして企画したのが今回の企画です。

西村さんは、大船渡市出身です。東京音楽大学を卒業し、第7回ブルクハルト国際音楽コンクールピアノ部門第1位をはじめ他多数の賞を受賞されています。指導者として門下生を多数のコンクールで入賞させたり、さんりく・大船渡ふるさと大使を務めたり幅広く活躍されている素晴らしい方です。

当日は、50分のピアノコンサートと、ピアノとの出会い、夢(目標)を叶えるためにどのようなことを行ってきたのか、その生き方についてお話いただきました。演奏していただいた曲は、ショパンの「ノクターン作品912」「英雄ポロネーズ」をはじめとして全9曲。演奏曲の素晴らしさに心を奪われると共に、全身全霊、全神経を集中してピアノと向き合う姿にその場にいた全員が感動していました。

西村さんは、「英雄ポロネーズ」について、小学生の時に聴いてピアノを弾けるようになりたいと志すきっかけになった曲であることをお話くださいました。そして、ピアノの練習が負担に感じるように感じたときに、「この曲を弾きたい」と心に決めた気持ちを常に思い出し、自分を奮い立たせ練習を続けてきたことや、達成したときにさらに上を目指そうという意欲につながった曲であることもお話くださいました。

また、自分には実現したい目標があったけれど、今、目標を持てていない人は、目の前にあることにこつこつ向き合っていくことで未来が開けていく。だからこそ今をしっかり生きることが大切ですという、メッセージを生徒たちに示してくださいました。

飾らない言葉で中学生の心にもスッと入るメッセージを素敵な曲と共に届けていただいた西村さんには本当に感謝の言葉しかありません。藤沢中としても応援していきたいと思います。

ピアノコンサート1ピアノコンサート2ピアノコンサート3

 

 

 

 

 

 

ピアノコンサート4ピアノコンサート5ピアノコンサート6

 

 

 

 

 

 

ピアノコンサート7ピアノコンサート8ピアノコンサート9

 令和5年度一関地方中学校新人体育大会が行われました。新人チーム初めての公式戦となるこの大会で、どの部活動も県新人大会出場、上位入賞を一つの目標に掲げて練習に励んできました。

各部の結果は以下に記した通りですが、どの部も大会を通して感じた成果と課題があるかと思います。校長先生が壮行式でお話していた通り、“体験”を“価値ある経験”に変えるべく、チームとして個人として自分が所属する部活動に何ができるか、チームとしての高まりをいかに作っていくか、ということに焦点を当てて取組みを重ねてほしいと思います。

県新人大会に出場できる部活動は、限られた時間の中で技術的にもチーム的にもどのように高めていくかが大切になります。気持ちを緩めることなくがんばって欲しいです。

今回の大会では、ソフトテニス部(男女団体戦)男子バレーボール部が県新人大会出場を果たし、個人戦でもソフトテニス部男子3ペア女子2ペアが出場権を得ました。

ソフトテニス部は10月14日(土)15日(日)に北上市の和賀川グリーンパークで行われる県大会に出場します。また、男子バレーボール部は、11月18日(土)19日(日)に一関市総合体育館で行われる県新人大会に出場します。

保護者の皆様の心温まる応援とご協力、本当にありがとうございました!

 

令和5年度 一関地方中学校新人大会 藤沢中学校各部の結果

 

●野球部

1回戦 藤沢中 対 桜町中 2対6 (負)

新人大会1新人大会2新人大会3

 

 

 

 

 

新人大会4

新人大会5

新人大会6

 

 

 

 

 

 ●サッカー部

藤沢中 対 萩荘・平泉中 4対1 (勝)

藤沢中 対 一関中    1対2 (負)

決勝トーナメント進出ならず

 

●ソフトテニス部

 男子個人 

千葉史和さん・橋本駈丸さんペア  第1位(県新人大会出場)

熊谷愛輝さん・佐藤碧俊さんペア  第5位(県新人大会出場)

小野寺瑛太さん・千葉悠玖さんペア 第7位(県新人大会出場)

 

鈴木 嵐さん・及川 諒さんペア  予選通過ならず

稲葉翔吾さん・千葉光惺さんペア  予選通過ならず

 

男子団体 

・予選Cブロック

藤沢中 対 一関中            - (勝)

藤沢中 対 東山 萩荘中 -0(勝)

ブロック1位で決勝トーナメントへ

 

・決勝トーナメント

準決勝 藤沢中 対 花泉中          2-0(勝)

決勝戦 藤沢中 対 磐井中          2-0(勝)

第1位 (県新人大会出場 10月14日(土)~15日(日)和賀川グリーンパークテニスコート)

 

女子個人 

佐藤梨花さん・畠山実久さんペア  第1位(県新人大会出場)

工藤結月さん・熊谷帆乃佳さんペア 第3位(県新人大会出場)

岩渕夏羽さん・佐藤さらさんペア  決勝トーナメント進出、代表決定戦で敗退

 

千葉梨音さん・千葉玲音さんペア  予選通過ならず

髙山桃華さん・三浦明莉さんペア  予選通過ならず

佐藤愛生さん・千葉心結さんペア  予選通過ならず

 

女子団体 

・予選Aブロック

1回戦 藤沢中 対 磐井中            2-0 (勝)

2回戦 藤沢中 対 萩荘中            2-1 (勝)

ブロック1位で決勝トーナメントへ

 

・決勝トーナメント

1回戦 藤沢中 対 花泉中           2-0(勝)

2回戦 藤沢中 対 平泉中           1-2(負)

代表決定戦

    藤沢中 対 千厩中  2-0(勝)

第3位(県新人大会出場 10月14日(土)~15日(日)和賀川グリーンパークテニスコート)

新人大会7新人大会8新人大会9

 

 

 

 

 

新人大会10新人大会11新人大会12

 

 

 

 

 

●男子バレーボール部 

藤沢・千厩中 対 大東・舞川中 2-0(勝)

藤沢・千厩中 対 磐井中    0-2(勝)

第2位(県新人大会出場 11月18日(土)~19日(月)一関総合体育館ユードーム)

 

●女子バレーボール部

藤沢・花泉・室根中 対 千厩中 0-2(負)

藤沢・花泉・室根中 対 一関東中 0-2(負)

 決勝トーナメント進出ならず

 

●卓球部

男子団体(オープン戦)

藤沢中 対 一関東中 (負)

藤沢中 対  大東中 (負)

藤沢中 対  平泉中 (負)

藤沢中 対  千厩中 (負)

藤沢中 対  一関中 (負)

 

女子団体予選リーグAブロック

藤沢中 対 桜町中 1対3(負)

藤沢中 対 磐井中 0対3(負)

藤沢中 対 萩荘中 2対3(負)

藤沢中 対 大東中 2対3(負)

決勝トーナメント進出ならず

 

・男子個人戦

大住勝太郎さん 1回戦敗退 皆川悠久さん 1回戦棄権

小野寺奏芽さん 須藤大智さん 2回戦敗退

・女子個人戦

千葉真珠さん 渡邊由乃さん 3回戦敗退

菊地咲良さん 千葉いち子さん 星和さん 1回戦敗退

 

●特設剣道部

 女子個人戦

1回戦 畠山さん 対 菊池さん(一関中)  2-0(勝)

2回戦 畠山さん 対 小保内さん(磐井中) 0-2(負)

 

みなさまの心温まる応援ありがとうございました。お陰様をもちまして生徒たちは初の公式戦に全力で臨むことができました。県新人大会に出場するみなさんおめでとうございます。ご活躍を期待いたします。

 令和5年度一関地方中学校新人体育大会に向けた壮行式が行われました。3年生が引退後、今年の酷暑の中、体調管理に気を付けながら、時間を有効に活用して新チームとして練習に励んできました。人数が揃わず、男女バレーボール部のように合同チームとして練習を重ね今回の大会に臨む部活動もあります。

 出場する選手たちは、練習環境を整えてくれた保護者や、指導してくださる先生・コーチ、仲間たちに、感謝の思いと、勝利に向けた決意の言葉を全校の前で堂々と発表しました。

 今回の壮行式も応援団と全校生徒からエールを送られての式となりました。出場選手の引き締まった表情を見ると、全校生徒からの声援が勝負に臨む気持ちを作っていることを実感します。

 暑い中、しっかりと準備をしてくれた応援委員会のみなさんのおかげで、出場選手はベストプレーへの思いを胸に大会に臨むことができます。また、本校の読書普及員さん図書委員のみなさんも、今回の新人戦に向けてスポーツでベストプレーにつながるための本を集めコーナーを作ってくれました。

 大会当日は、全力を出し切り、はつらつとしたプレーを見せてくれると思います。活躍を期待しています!

新人大会壮行式1新人大会壮行式2新人大会壮行式3

 

 

 

 

 

 

新人大会壮行式4新人大会壮行式5新人大会壮行式6

 

 

 

 

 

 

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新人大会壮行式

 私の主張岩手県大会が行われ、一関東地区の代表として本校の伊東さんが出場しました。地区大会での反省を取り入れながら県大会の大舞台でも、伝えたい思いを堂々と発表することができました。読む人の心が暖かくなるすばらしい文章です。ぜひ皆さんにも良さをお届けしたいと思い、許可を得てここに掲載させていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『寄り添いたい』 

一関市立藤沢中学校 三年 伊東洸璃

 私は中学三年生。進路について考える時期になった。どんな仕事に就きたい?どんな生き方をしたい?そう聞かれてもなかなか答えられない。でも、自分の将来について考えると、大好きな祖父のことを思い出す。

 私の祖父は、毎日昼間は畑仕事に行き、夜はお酒を飲む、パワフルで元気な人だった。そんな祖父は、8年前脳梗塞で亡くなった。

 初めて脳梗塞の症状を目の当たりにしたのは小学校1年生の時。私の迎えに来て、車を運転しようとしたとき、急に手が震え出し、呂律が回らなくなった。その日から祖父の闘病生活が始まった。入院中の祖父のもとに私は何度か足を運んだが、祖父の姿はみるみるうちに別人のようになっていった。話すことができず、あいうえお表の文字をたどりながら懸命に話そうとする姿。薬のせいなのかどんどんやせ細っていく姿。私はその姿を受け止めきれず、両親の後ろに隠れてばかり。祖父のあの姿を見るのは、正直怖かった。胸が痛くなった。祖父は数か月の闘病の末、亡くなった。人を亡くすという体験をこの時初めてした。

 もっと祖父に対して私なりにできることがあったのではないか。いつしかそう思うようになった。私には病気を治すことも、命を救うこともできない。でも、病気が発覚し、弱っていく祖父の姿に怖がったりしないで、そばにいて接してあげることならできたのではないか。

 祖父が苦しんでいるとき、祖父のそばにいたのは病院の看護師さんと、普段看護師の仕事をしている母だった。看護師の仕事に興味を持ち始めた。

 母に看護師の仕事について聞いた。看護師という仕事は、病気を治すお手伝いをする仕事。それだけでなく、患者さんに寄り添う仕事でもあると教えてくれた。患者さんと過ごす時間が長いからこそやりがいも多いそうだ。患者さんが病気と闘う姿を看るのは辛いと思う。だからこそ、そんな仕事をやりとげる母も看護師さんも、カッコイイと思ったしすごいと思った。

 私も母のように、弱っている人に対してより良い対応をできる人になりたい。看護師さんのように、患者さんとたくさんコミュニケーションをとって患者さんを支えたい。自分の目指す生き方が、少しはっきりしてきた。

 どんな生き方をしたいですか?今の私はこう答える。そばにいる、寄り添うということは、声をかけたり、手伝ったり、話を聞いたりすることだと思う。この生き方を実現できる職業が看護師だ。看護師になって、大事な人のそばにいて、心に寄り添って、決して寂しい思いを抱かせないような、そんな生き方をしたい。これが、今の私の目指す生き方だ。

 これを叶えるためには、話し手の目をみて話を聞き、相手の気持ちを感じ取ることができる、聞き上手にならないといけない。また、地域の人や周りの人と関わる機会を増やして人と上手に接することができるようにならないといけない。看護師になるには様々な専門知識が必要であるため、今から学習を頑張らないといけない。

 今の自分に足りないことはたくさんある。でも、一つ一つ身につけていくことが、祖父の死を無駄にしないということにもなると思う。患者さんに寄り添う看護師になるという目標に今から一歩ずつ、近づいていきたい。

 3年生の千葉さん、小野寺さん(伴奏者)、1年生の大住さん畠山さん(伴奏者)が出場しました。4名はこの日のために夏休みから練習を重ねてきました。千葉さんは、『夢路より』、大住さんは『主人は冷たい土の中に』を発表しました。

 人前に立って一人で歌うというの勇気がいるものですが、二人とも意欲的に挑戦し発表の舞台に立ちました。伴奏者の2人も発表者の練習に粘り強く協力しました。

 審査員からは『変声期のカウンターテノールの頑張りとやわらかい流れのある演奏と響きのよさ』について、千葉さんは『緊張ある中でやわらかい表現を追求した点ときれいな声』が評価され、それぞれ優良賞に輝きました。

独唱1独唱2

 

 

 

 

 

独唱3独唱4

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