学校ブログ

■2023.10.11(水) 【第2回避難訓練】 ~緊張感をもって訓練。いざというときの対応力を高めよう~

 例年この時期に火災を想定した訓練を行っています。今年は、一関南消防藤沢分署の署員の方にも訓練の様子を見て講評をいただきました。

 点呼を含めておよそ3分半弱で校舎からの避難が完了し、人員の確認も終えることができました。生徒たちは話をせず、先生方の指示に従って整然と避難していました。中には煙を避けることを想定して口元にハンカチを当てたり、ひじの内側で煙を防いだり、実際を想定した動きをする生徒たちも見られてよかったと思います。

 訓練を見ていただいた藤沢消防分署の方からも、おおむね良い評価をいただきました。講評の中で、火災の際に一番恐ろしいのは煙に巻かれることによる有害物質の吸引や一酸化炭素中毒、方向を失いパニックに陥ることであると教えていただきました。訓練の後、実技教室に煙を充満させていただき、その中を歩く“煙体験”を行いました。

 無害な煙なので、目や喉、呼吸に影響はないのですが、1m先も満足に見えない状況です。床面に近いところの空気を吸うようにしゃがみながら進むのは大変そうでした。これが実際だったら・・・・。恐ろしくて想像できません。

 そうならないためにも日頃から火気の扱いをしっかり行い、安全へ意識を高めていきたいと思います。

煙体験1煙体験2煙体験3