学校ブログ

2023.3.15(木) 令和4年度修了式 本校体育館 ~今年度の学びを、さらなる飛躍につなげる藤沢中生へ~

 令和4年度の修了式が行われました。校長先生の式辞では、生徒たちへ感謝の気持ちを伝えるとともに、学年ごとに各々の成果や課題そして、成長点について述べられ、今年度の振り返りと共に、来年度の飛躍に向けて準備と期待することをお話しになりました。

すでに令和5年度に向けた準備が始まっています。生徒たちについても、今年度の成果と課題を受けて、これまで以上に飛躍していくことを期待したいと思います。

今年度、保護者の皆さまには、本校の教育活動の各場面において常に、ご理解とご協力をいただきました。本当にありがとうございました。御家庭の支えがあってこそ、生徒たちも生き生きと学校生活を送り、自己実現に向けて取り組むことができました。来年度もよろしくお願いいたします。

■2023.3.14(水)  第19回卒業証書授与式 本校体育館 ~3年間の思い出を胸に明日の空へ力強く羽ばたく52名~

 うららかな春の日差しの中、第19回の卒業証書授与式がしめやかに挙行されました。卒業生52名は、晴れやかな表情で藤沢中学校から、それぞれの次の進路に向かって力強く羽ばたきました。3年間の学びや思い出は、自らが進む道を照らす一筋の光明となってくれるはずです。そして、道はそれぞれ分かれますが、52名の仲間が同じ空の下で頑張っています。人生を歩んでいく中で苦しいときもあるかもしれません。あなたは決して一人ではなく、応援してくれる家族、仲間がいます。困難に直面したとき、必ず有形無形の手が差し伸べられています。同時に、藤沢の真のすばらしさである「決してくじけないことではなく、くじけるたびに立ち上がる強さ。」を魂に秘めた人であることを忘れないでください。そして、あなた自身も誰かのために幸せを願い、手を差し伸べられる人であって欲しいと思います。

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■2023.2.1(水)  1学年キャップハンディ体験 本校校舎内および体育館 ~ふだんのくらしのしあわせ=福祉の基本的考え方にふれる~

 2月1日、1学年では一関市社会福祉協議会から4名を講師に迎え、「キャップハンディ体験」を行いました。

 福祉についての講話をいただいた後、各クラスに分かれて車椅子体験と高齢者疑似体験に取り組みました。実際に車椅子に乗って操作したり、障害物のマットを乗り越える介助をしたりしました。また、高齢者疑似体験では、白内障や視野狭窄を体感できる器具や関節を曲げにくくするサポーターや重りをつけて階段を歩いてみました。相手の立場になって考える大切さや相手を思いやる声かけなどたくさんのことを学ぶことができました。実際体験してみて初めて分かることや感じることが多々あり、貴重な時間になりました。

キャップハンディ体験1キャップハンディ体験2キャップハンディ体験3キャップハンディ体験4キャップハンディ体験5キャップハンディ体験6キャップハンディ体験7キャップハンディ体験8キャップハンディ体験9キャップハンディ体験10キャップハンディ体験11キャップハンディ体験12

■2023.1.30(月) ~2.10(金)交流清掃への取り組み ~3年生から下級生へ、黙動清掃の文化を伝える~

 今週に入り、生徒会執行部の取り組みとして縦割りの交流清掃が行われています。本校の文化の一つである黙動清掃の継承と清掃の取り組み方について先輩と後輩が一緒に掃除をすることで学ぶことを目的としています。

 15分という限られた時間ですが、3年生が時間いっぱい黙々と清掃に取り組む姿を見て、下級生たちも一生懸命黙々と清掃に励んでいます。静かな中に清掃用具が動く音だけが響く15分間です。卒業が近づくにつれて先輩から直接学べる機会も減っていきます。こういう活動を重ねていくことを通して学校の文化は継承されていくのですね。

交流清掃交流清掃2交流清掃3

■2023.1.31(火) 生徒会執行部による赤い羽根共同募金贈呈式 本校校長室 ~ボランティア活動を通して、人のために活動できる心を育み、喜びにつなげる生徒へ~

 生徒会執行部は1月17日(金)~24日(月)の約1週間、赤い羽根共同募金の取り組みと書き損じはがき回収の取り組みを行いました。

 これまで、コロナ禍もあり、ボランティア活動が制限されてきました。生徒たちからの活動することの希望もあり、今回は生徒会執行部が中心となって何とか実施できる運びとなりました。

 寒い中毎朝、執行部の面々が昇降口に立ち、募金を呼びかけました。その結果たくさんの生徒の協力を得ることができました。書き損じはがきも150枚を超える協力が得られました。赤い羽根共同募金は、地域の社会福祉協議会の方がわざわざ来校され、生徒会長から「障害のある人や高齢の方のために役立ててください」との言葉と共に直接お渡しすることができました。生徒の手から預けられた思いのこもった大切なお金が、誰かの役に立てるのはとてもうれしいことです。この光景を見て、東日本大震災のときにCMでよく流れていた宮沢章二さんの『行為の意味』という詩の一説を久々に思い出しました。

あたたかい心が あたたかい行為になり

やさしい思いが やさしい行為になるとき

「心」も「思い」も、初めて美しく生きる

それは 人が人として生きることだ

 これからも藤沢中の生徒たちがどんな形であれ人の役に立てることに喜びを感じ、大きく成長していってほしいものですね。

赤い羽根共同募金赤い羽根共同募金2赤い羽根共同募金3

 

 
 

 

■2023.1.26(水)  人権作文表彰と学校感謝状の伝達式 本校校長室 ~作文を通して自分を見つめ考える感性を育てる~

 先日、盛岡地方法務局水沢支局の方2名と地域の人権擁護委員の方3名が来校されて、人権作文の表彰と学校感謝状の伝達式が行われました。毎年、人権作文は校内から応募があります。今年はその中から、3年生の伊東さんの作文『戦争と向き合う』が、水沢人権擁護委員協議会長賞に入賞しました。また、これまでの応募の取り組みも含めて評価していただき、学校感謝状をいただきました。学校感謝状は全校生徒を代表して、生徒会長の小野寺さんに受け取っていただきました。

 人権といえば敷居が高い印象をもちますが、私たちは日常生活のあらゆる部分で人とのかかわりの中で生きています。ちょっとした言葉遣いに気をつけたり、相手を立場や気持ちを思いやる心をもって生活したりすることで住みよい地域や社会、過ごしやすい学校を作り上げていくことができるはずです。

 人権作文は、日常に溢れる何気ない事柄に気づき、考えてみるきっかけとして素晴らしい取り組みであると思います。人権作文に限らず、何かに挑戦・応募するなかで考え・感じるというような“感性”を生徒たちには磨いてほしいと思います。

人権作文表彰人権作文表彰2人権作文表彰3

■2023.1.11(水)1校時 本校体育館 令和4年度 3学期 始業式 ~次のステップへの45日間をどう過ごすか~

 19日間の冬季休業終え、生徒たちは元気に3学期の初日をスタートさせました。高校受験の面接練習や学習のために登校していた3年生、寒い中特設駅伝部として走り続けた生徒、部活動に励んだ生徒と、それぞれの19日があったことと思います。

 校長先生の始業式の式辞では、冬休みの様子を受けて、3学期を次の歩みにつながる45日間とし、有終の美を飾れる3学期にしてほしいという願いをお話されました。具体的には、

 3年生は、受検本番。体調管理と時間の使い方が大切であり、今の自分に簡単に満足せず、今の自分を未来の自分が誇りに思えるような取り組みをしてほしい。次のステージで頑張るための準備をしよう。

 1・2年生は、くじけても、くじけても立ち上がることができる藤中生を目指してほしい。目標に向うときに失敗はつきもの。挑戦者は失敗を繰り返すもの。挑戦しない人は失敗することはない。失敗は成長への財産になる。誰もが失敗はするが、その失敗を嗤う(嘲りわらう)ことなく、挑戦し続け、相手を思いやり、励ますことができる人になろう。常に仲間のために何ができるかを考えて行動できる人になろう。

 今回のお話も2学期の終業式でもお話された、『なりたい自分に近づくためにくじけず、努力を重ね、今自分にできることに精一杯取り組むことが、内面を豊かにし、夢や目標に近づく一番の糧となること』と重なります。そして、成長のためには良き仲間の存在が必要です。お互いの立場を尊重し、高めあえる関係性を築き上げることで自信をもって次の歩みに向かっていけるはずです。45日後、自信に満ち溢れた晴れやかな笑顔で今年度を終えることを期待しています。

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■2023.1.8(日) 大船渡市 周回コース 特設駅伝部 大船渡市市制70周年記念 大船渡新春四大マラソン大会出場! ~新たな歴史の始まりを刻む~

 例年より早めに始動した藤沢中特設駅伝部は、今年も大船渡新春四大マラソンの“駅伝 中学校男子” “駅伝 中学校女子”部門に出場しました。出場希望者を募って参加する形にしたため、どれくらいの選手が集まってくれるか不安なところでしたが、たくさんの生徒が集まり切磋琢磨しながら練習に励みました。地方駅伝大会以後の初めてとなる大会のため、特設駅伝部としてのまとまりも心配されました。そこは、2年生の男女のキャプテンがリーダーシップを発揮し、充実した活動にすることができました。

 顧問の先生は、大会後に作成した通信の中で「大会本番の結果よりも、毎日寒い中を目標に向かって頑張り続けた過程の方を大いに評価したいし、後々選手の生きる力になってくるはず。今回の選手の頑張りは自分の誇りにしたい」と新たな歴史を刻んだ選手たちをほめていました。

 大会結果

男子A 26位/51チーム タイム 1:00:29 

男子B 23位/51チーム タイム 1:01:22

女子A 18位/24チーム タイム 50:09

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■2022.12.23(金)本校体育館 令和4年度 二学期終業式

 長いようで短かった二学期も今日で終わり、19日間の冬季休業に入ります。校長先生の式辞では、各学年の二学期の成果と課題、その課題の解決に向けて冬季休業中に取り組んで欲しいことや三学期に期待すること等がお話されました。

 また、歌手である安室奈美恵さんのインタビュー番組を例に、平成の歌姫と称されビッグヒットを連発した歌手であっても、売れない時期があったこと。もがき続ける中で、なりたい自分に近づくために努力を重ね、自分のスタイルを確立していったこと。今自分にできることに精一杯取り組むことが、内面を豊かにし、夢や目標に近づく一番の糧となることもお話されました。

 近年は、短時間で成果や結果を出すことが求められる時代ですが、一見無駄に見えることや失敗、遠回りと思えることの中からでしか学べないこともあります。うまくいかなくても安易に投げ出さず、見方を変えたり、工夫を凝らして再挑戦したりすることから成長の種や一筋の光明を見出すことにもつながります。

 ホッと一息つきたい時期ではありますが、新たな年度に向けた種まきはもうすでに始まっています。自分の今を信じて、3学期に向けた準備を進めてほしいと思います。

二学期終業式

■2022.12.6(火)5・6校時 各教室をつないでのリモート開催 令和4年度後期生徒総会開催 ~思いを込めたバトンをつなぐ~

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大の傾向を受けて、後期生徒総会は各教室をつないでのリモート開催となりました。本来であれば全校生徒が体育館に揃い、前期生徒会の成果を振り返りながら、後輩から3年生への感謝を、3年生から「藤沢中学校を頼む!」という思いを伝える場になります。残念ながらそれは、別の機会に譲ることになりました。

しかし、リモート開催だからこそ、真剣な質疑応答に焦点が当たることとなりました。前後期の生徒会執行部員や3年生学級執行部の面々の質疑応答は、緊張感のある議事進行につながり、内容の濃い話し合い活動になったと感じました。

これから、承認された後期活動方針と活動内容に基づいて、後期生徒会活動がスタートします。先輩から思いのこもったバトンが手渡されました。うまくいかない場面もあるかもしれません。しかし、失敗を恐れず、常に新たなことに挑戦する藤沢中学校であってほしいと思います。

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