学校ブログ

■2024.3.21(木) 令和5年度離任式 本校体育館 ~お世話になりました!感謝を伝えると共に新たな赴任地でのご活躍をお祈りします~

 令和5年度の定期人事異動で転出される5名の先生方の離任式が行われました。

 転出される先生方の惜別の言葉は、藤沢中生への愛情と感謝の思いが込められ、胸の奥に伝わってくるものでした。生徒たちからは先生方へのエールが送られ、それに対して檀上の先生方から藤沢中生へエールが返され、ぬくもりが感じられる式となりました。

 生徒たちも私たち教職員も何かのご縁で、またどこかでご一緒するかもしれません。在任期間中の藤沢中の教育活動へのたくさんの感謝の思いをお伝えするともに、新たな赴任地で健康に気を付けられ、ますますご活躍されることをお祈りしたいと思います。

 また、令和5年度も本校教育活動につきましては、保護者の皆様の温かいご理解とご協力のもと進めることができました。本当にありがとうございました!令和6年度もよろしくお願いします。

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■2024.3.14(木)  令和5年度 修了式 ~今年度の学びの成果を大きな飛躍の礎に~

 令和5年度の修了式が行われました。昨日の感動の卒業式を終えた直後からか、今年度の全課程を修了した気持ちからか1・2年生の表情にも晴れやかなものが感じられました。

 短い式でしたが、1・2年生の学年代表の生徒が修了証を手渡され、進級した来年度の自分の姿や目標に向けて気持ちを新たにしていました。

 吉田松陰の言葉に「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし」という言葉があります。

 この言葉の通り、来年の今頃、自分はどのようになっていたいのか?どのように卒業式に臨むのか?どのような進路を決めているのか?今日この日に未来の自分を思い描き、そのために何をしていくか見通しをもって取り組むことが大切なのだと思います。

 来年に向けた歩みはすでにスタートしています。世界も日本も、日々これまで以上に予測不能で困難な状況が広がっています。感性というアンテナを高く掲げ、みずからを高めていくための努力を続け、本物の力を身につけていきたいものです。

修了式2修了式1

 

■2024.3.13(水)本校体育会および各教室 令和5年度第20回卒業証書授与式を挙行  ~3年間の学びを胸に新たなステージでの活躍を祈る~

 これまで通り来賓をお招きして第20回の卒業証書授与式が行われました。風が強いものの春の日差しと透き通る青空が今日の日を祝福するような天気でした。

 52名の卒業生は堂々とした立ち姿で入場し、全員が校長先生から卒業証書を受け取りました。

 卒業にあたって3年生の思い出と感謝の気持ちを伝える呼びかけ「風の詩」。それに続いた生徒全員がマスクを外して体育館の檀上と中央で向き合い、最後の全校合唱「ほらね」を歌い切った瞬間の感動と、3年生一人ひとりの表情にあふれ出る言葉にならない決意の気持ちは、出席した人全員の心を大きく揺さぶるものでした。

 校長先生の式辞には、3年生の生徒会活動での活躍、部活動・文化面での活躍が綴られたほかに、3年間学びと多くの困難に立ち向かい自分を磨き上げてきたこの称賛と願いが綴られていました。

 その中でも『本物は続く。続けるからこそ本物になる。3年間に藤沢中で学び、その身につけた力が本物になるようにこの後の人生においても、目標を見据え、今の自分を超えて、さらに自己を磨く努力を続けて欲しいと願っています。』という言葉や、全校朝会で幾度となくお話になった『他人に喜びを与えることを惜しまなければ、その喜び、幸せは必ず自分の所に戻ってきます。人は誰かの幸せを願って生きようとするとき、自分も幸せに生きることができる。ですから、どうか目の前の頑張っている人、困っている人のために、自らが行動を起こし、喜びを与えることができる人になってください。』という言葉は、これから新たな道に進む生徒たちの前を照らす一筋の光として胸に深く刻みこまれたと思います。

 3年生、全員が、それぞれの道で自身の目標に向かって大きく成長を遂げ、活躍することを教職員一同、心から願っています。いつか会うその日まで、楽しみにしています。

 ご卒業おめでとうございます。

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■2024.2.26(月)本校体育館及び校内 1学年キャップハンディ体験 ~体験を通して普段の暮らしの幸せを知る~

 昨年度に引き続き、1学年では一関市社会福祉協議会から4名の講師に迎え、「キャップハンディ体験」を行いました。

 “福祉”についての講話をいただいた後、各クラスに分かれて車椅子体験と高齢者疑似体験に取り組みました。車椅子は、乗って操作したり、障害物のマットを乗り越えたり、スロープを降りる介助をしたりしました。

 はじめて触れる車椅子や高齢者疑似体験用のサポーターを興味深く眺めていた1年生でしたが、見るのとやるのは大違いでした。

 車椅子はちょっとした段差が怖く、校舎から体育館に行く渡り廊下の段差はスロープを取り付けてもらっても介助が必要です。介助する側も人が乗っている車椅子は重く、ミスは絶対に許されません。白内障や視野狭窄を体感できる器具や関節を曲げにくくするサポーターをつけた歩行体験は、制約が多く階段を上がるのも降りるのも介助がないと恐怖を感じる程です。私たちが当たり前と考えている普段の暮らしもお年寄りや障害のある人たちには手を差し伸べて欲しいところばかりであることがわかります。

体験を通して、藤沢中学校のバリアフリーの課題について気が付いた生徒も多かったかもしれません。

 様々な立場の人の身になって考える大切さや、相手を思いやる声かけなどが日常には溢れていることや、福祉についてたくさんのことを学ぶことができました。とても、貴重な時間になりました。

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■2024.2.26(月) 千葉歯科~長年にわたる感謝の気持ちをこめて~

 学校医を長年務めていただいた地域の歯科である千葉歯科医院さんが、2月末をもって歯科業務を終えます。そこで、長年の感謝の気持ちを込めて保健委員会の生徒たちが制作した色紙を届けてきました。千葉歯科医院は、終戦直後の1946年に開業し、約80年に渡り地域の健康を守ってきました。

 千葉先生には学校医として長年お世話になっており、その温かい人柄が生徒たちには親しまれていました。歯科検診や学校保健委員会でも生徒たちの歯の健康を守るための貴重なご助言を頂いていたのでとても残念です。

 閉院には、なるものの学校のすぐ近くということで、本校の生徒たちを見守っていただけると思います。関わり方は変わってきますがこれからもよろしくお願いいたします。そして、千葉先生本当にありがとうございました。

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■2024.2.9(金) 一関市役所藤沢支所 能登半島地震への義援金を届けました!

 今回の募金では、3日間で¥43,980の義援金を集めることができました。この義援金を、日本赤十字社の地域窓口である藤沢支所に届けました。届けたのは、ボランティア活動に率先して取り組んだ生徒の代表4名です。

 藤沢支所では、佐藤支所長さんが義援金を受け取ってくださいました。支所長さんとのお話では、私たちの今回の義援金に対する感謝の言葉と一関市からも石川県に応援職員を派遣しており、東日本大震災での経験を活かした協力をしていることをお話いただきました。今後、私たちも、生活が再建されていく過程で「いきる・かかわる・そなえる」の視点から協力できることがあるのだと考えさせられました。

募金活動に協力していただいた皆さん本当にありがとうございました。

 能登募金引渡し

■2024.1.31(水)~2024.2.2(金)本校昇降口 能登半島地震への募金 ~私たちにできることを一つずつ~

 本校は、昨年12月に青少年赤十字(JRC)県内220番目の学校として加盟しました。日頃より“誰かのために行動できる藤中生”を目指し、思いやりを行動に移せる藤中生になることを目標にしています。

 2024年1月1日に発生した能登半島地震について、被災した方々のために私たちは何ができるんだろうか?という投げかけを行ってきました。

 生徒たちは、他校の例を参考にしながら考え、1月31日(水)~2月2日(火)の3日間、朝に募金活動を行うことにしました。募金活動の主体となるのは、全校に声をかけて自ら応募してくれたボランティアの生徒たちです。

 今回の地震で被災した皆さんのために少しでも役立てられたらとの思いから、寒さをものともせず頑張って取り組んでいました。

 今回集まった募金は日本赤十字社を通じて今回の地震で被災した皆さんへ届けられます。

 

能登募金4

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■2024.1.25(木) 本校昇降口周辺 みんなのために今自分ができることを ~雪かきボランティアへの協力~

 藤沢地域にしては、例年にない積雪が昨日より25日朝にかけてありました。冷え込みの中、白銀の世界はうれしいのですが、大変なのは雪かきです。朝早く出勤した教職員の協力を得ながら、すべて人力での作業を開始しました。そんな中、進んで雪かきのボランティアに加わってくれた生徒のみなさんの姿がありました。前回、1名の生徒が進んで雪かきの手伝いをしてくれましたが、今日は5~6名の生徒が雪かき道具を手に湿った雪を黙々とかいてくれました。とてもうれしい出来事でした。

 登校する生徒の数が増え、スクールバスが到着したあたりにはきれいになった昇降口前の広場がありました。ちょっとしたことかもしれませんが、ボランティア活動を通して自分だけの世界をちょっと広げて誰かのためにできることに取り組んでみるだけでも、視野の広がりや考え方の広がりに繋がっていくはずです。その輪が広がっていったときさらに過ごしやすい藤沢中学校になっていくはずです。ときには、まず行動することから広がる世界もあります。誰かのためにサッと手を差し伸べられる人でありたいなと感じた冬の日の朝の光景でした。

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■2024.1.23(火) 本校校長室 ありがとうございます!明治安田生命様よりサッカーボールの寄贈を受けました。

 本日明治安田生命保険相互会社の担当者の方が来校され、本校のためにサッカーボールを2個寄贈していただきました。生命保険会社なのになぜサッカーボールなの?とお思いの方も多いと思いますが、明治安田生命保険相互会社は、Jリーグのタイトルパートナーを務めていらっしゃいます。

 寄贈をいただいたサッカーボールは、明治安田生命保険相互会社の企業タレントに就任されたポルトガル2部オリベイレンセの元日本代表FW三浦知良(56)さんの協力の下、全国の子どもたちへ背番号「11」にちなみ1万1000個のサッカーボールを届ける取り組みの一環です。56歳の今も現役として挑戦を続ける“キング”カズさんが次世代の子どもたちへ託すメッセージそのものですね。世界で活躍している一流選手からの思いや生き方もしっかり受け止め、成長していくことを期待したいと思います。本当にありがとうございました。

生徒会の担当生徒が受け取りましたが、検定球でもありサッカー部で大事に使わせていただくことにします。

寄贈サッカーボール

■2023.12.25(月)~28(木) Asueアリーナ大阪(大阪市中央体育館) JOCジュニアオリンピックカップ 第37回全国都道府県対抗中学バレーボール大会

 すでに学校報でお知らせをしておりますが、昨年末、第37回全国都道府県対抗中学バレーボール大会が大阪市中央体育館を中心に他3か所の会場で行われました。この大会は、全国から選抜された選手が技を競うあこがれの大会です。藤沢中学校からは3年生の阿部太久摩さんが岩手県選抜メンバーとして出場しました。

 予選リーグ4組(岩手、東京、富山)を1位通過し、決勝へと駒を進めました。東京は昨年のチャンピオンです。勝敗数は並びましたが、得失点差で上回り、決勝トーナメントへ進出したことは今年の岩手県チームの実力を現しているのかもしれません。

 決勝トーナメントでは、1回戦山形選抜を2-0で破り、2回戦鹿児島選抜2-1、準々決勝で大阪南選抜に敗れはしたものの全国ベスト8という結果を残しました。大阪南選抜との試合も僅差であり、全国に岩手県選抜の力を十分に示すことができました。

 太久摩さんは、3学期始業式の学年代表の決意発表で大会のことに触れ、県選抜選手として学んできたことを伝えてくれました。

 (3学期決意より)

 (前略)私個人としては、岩手県選抜選手として全国大会に出場してきました。全国のレベルの高い多くの選手と戦う中で、一流の選手は、どんな状況でも冷静な判断力を持ち、常に自分のベストを発揮しようとできる余裕があると感じました。その余裕は、ただ上手だから生まれるものではなく、普段の学校生活からやるべきことをやったり、責任を持って自分の役割を全うしたりしているからこそ生まれるものだと考えました。この大会を通して感じたことを踏まえ、三学期は、学年全員が提出物を、期限を守って提出することを達成し、やるべきことをしっかりやり切る力を学年全体で高めていけるよう率先して働きかけていきたいと思います。

 

 3年生のみなさんは、4月から新たな学習環境と人との関わりの中で過ごしていくことになります。みなさんの中には自分の知らない未知の力や才能が隠れているはずです。4月からの新しい自分を芽吹かせるためにも中学校生活のまとめと今やらねばならないことにしっかり取り組むよう頑張って欲しいと思います。